大豊作期待の中、売り有利の展開が続くトウモロコシ

 12日に米農務省は米国トウモロコシの生産高予想を明らかにするが、実地調査に基づく2016年度の最初の発表となる。このため、市場の注目度も高く、例年、それに対する事前予想のレンジも幅広く、相場の波乱要因となっている。

 1日にFCストーンが明らかにした生産高事前予想は151億4600万ブッシェル(イールドは171.0ブッシェル)、3日にリン&アソシエイツが明らかにした事前予想は147億7500万ブッシェル(同171.4ブッシェル)となっている。かなりの隔たりはあるが、一般的な市場の見方は150億ブッシェルの大台乗せは仕方ないというものである。

 FCストーンの事前予想は6月末に米農務省が発表した収獲面積である8655.0万エーカーにイールドを掛けた数字であり、トレンドイールド(168.0ブッシェル)から算出する175.0ブッシェルに相当する作況指数は104.2となる。米農務省が1日に発表した作柄状況で、全米平均の優と良の合計は76%で、その作況指数は107。つまり、FCストーンの175.0ブッシェルでも現在の作況指数からみると、かなり低く設定されているだけに、生産高の150億ブッシェル台は仕方ない状況ともいえる。

 リン&アソシエイツは収獲面積の下方修正も予想しており、イールドのベースとなる作況指数は102.0。
 
corn200
 

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