供給過剰拡大観測でWTI40ドル割れ

 週末7/29にベーカーヒューズから発表された石油リグ稼働数は374基と5週連続の増加で2ヶ月でなんと58基も増加しています。2014年10月には1609基まで増加しましたが、2016年5月には316基まで激減しましたが、その後は底入れ傾向にあります。低コストの生産施設が生き残ることとなり、原油価格が6月に50ドルを超え、採算悪化で止まっていたリグも増加しつつあります。

 先週EIAから発表された最新週7/22時点の週間石油統計によると、原油在庫は前週比167万バレル増の5億2113万3000バレルとなり、取り崩し予想に反して10週間ぶりに増加となりました。受け渡し場所のオクラホマ・クッシング在庫も6521万5000バレルと111万バレルの大幅増、原油生産は851万5000バレル/Dayと3週連続の増加となりました。減少が続いてた原油生産も回復傾向で原油と石油製品の総在庫(戦略備蓄を除く)は、13億8760万バレルと、過去最高まで膨れている中、蛇口は開き続けています。

 OPEC産油量も減るどころか、イラン、サウジをはじめ増産に歯止めが効かず、シェア争いが続いています。ロイターによるとOPECの7月の産油量は、過去最高の日量3341万バレルと推定しています。

 需給緩和が解消するどころかますます拡大しそうで、再び年明けの安値水準まで値を沈める場面もありあそうだ。
 
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