金は調整安場面でも下値は堅く、白金は一段高の可能性

NY金が調整局面に入っている。今月6日に1375ドルと2014年3月以来の高値となり、年初来高値を付けた。8日に発表された6月の米雇用統計は、非農業部門が28.7万人増と前月の1.1万人増(改定値)を大幅に上回った。これを契機に、11日以降、前回より改善した経済指標である6月小売売上高、6月鉱工業生産、6月設備稼働率、6月住宅着工件数、6月建設許可件数、6月シカゴ連銀全米活動指数、6月景気先行指数、6月中古住宅販売件数などが注目され、米国景気は順調に回復しているとの見方が強まりドルが買われ、NYダウが上昇して史上最高値を更新した。逆に、Brexit(英国の欧州離脱)以降、安全資産として買われていた金は売られる展開となった。CMEのFED WATCHを見ても、6月の雇用統計発表前には、利上げどころか利下げ見通しの確率が出現していた。しかし、21日時点には、7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ見通しは可能性は薄いものの、9月以降の利上げ見通し確率は大幅に高まっている。しかし、このような状況でもNY金の下落幅は限定的で1300ドル台は維持されており、年初来安値を起点とする上昇トレンドは崩れていない。

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