NY金とNY原油の地合いの違い

 7月8日21時半に発表された米雇用統計の非農業部門雇用者数は、18万人増予想に対して28.7万人増となり、前月発表値の3.8万人増を大幅に上回りました。失業率は、4.8%予想に対して4.9%となり、前月発表値の4.7%を上回りました。米雇用統計の発表を受けてNYダウが250ドル高まで上昇してリスクオンの流れが強まったものの、それでも上昇に転じたNY金の地合いの強さが感じられる一方で、下落に転じたNY原油の地合いの弱さが感じられました。

 「弱材料でも上昇」や「強材料でも下落」といった材料に反して価格が動くときは、その銘柄の地合いが垣間見える瞬間ではないでしょうか。「相場は相場に聞け」という相場格言は、そう言った「材料に対する反応」を分析することかもしれません。

 「ファンダメンタルズ的な要素はおそらくたった25%程度でしょうね。25%はテクニカル的な要因でしょう。マクロのニュース、個別材料などの異なる情報に株価がどう反応するかが25%。相対的な市場動向に対する私の直感が残りの25%です。」という著名ファンド・マネージャーであるスチュアート・ウォールトン氏の名言もあります。スチュアート・ウォールトン氏は、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析と同等に「マクロのニュース、個別材料などの異なる情報に株価がどう反応するかが25%。」という分析方法を重要視しているそうです。「材料に対する反応」を重要視するのであれば、米雇用統計発表後のNY金とNY原油の値動きに注目ではないでしょうか。
 
添付用チャート
 

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