白金と金の逆ザヤ状態に関して

 英国の欧州連合(EU)離脱を問う国民投票は、事前の世論調査、ブックメーカーのオッズ、専門家の見通しに反して“離脱”となった。ネガティブサプライズとなり、ポンドが独歩安となり、市場のリスクオフモードが高まった。為替市場では円高が進行し、NY金相場は上値抵抗線の1300ドルをブレイクして1362ドルまで急上昇した。しかし、同じ貴金属である白金は申し訳程度の反発に留まり、上値抵抗線である1000ドルを突破できなかった。白金は産業用貴金属であるため、世界的に株安が進行する中、需要の低下が懸念された。Brexit(英国のEU離脱)は、欧州諸国への政治的影響のみならず、世界経済にも多大な影響を与えると予想されている。経済強力開発機構(OECD)のシミュレーションによると、2018年までの実質国民総生産(GDP)に及ぼす影響は、英国が-1.35%、EUが-1.0%、米国が-0.2%、日本が-0.46%、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)が-0.6%になる見込みという。英国への影響が一番大きいのは当然ながら、政治的・経済的な結びつきの深いEUへの影響が2番目になるのも当然だろう。
 
nygolg
 

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