週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.93ドル高の50.21ドル、ブレント原油は同1.45ドル高の51.65ドルとなった。

 前週末3日の海外原油先物市場は雇用統計の米非農業部門雇用者数が予想を大幅に下回る増加幅であったことを受けたリスク回避や、米石油掘削リグ稼働数が9基増加したことを受けて下落した。しかし,週明け6日は雇用統計の結果によって6月の利上げ観測が後退したことから、対ユーロでのドル安が進行し、ドル建ての原油に割安感が生じたことや、欧米株式相場のリスク回避姿勢の後退により買われ、大幅に切り返した。翌7日はEIA統計において米原油在庫の大幅減少が見込まれていることから買われ、昨年7月以来の50ドル台に乗せて引けた。翌8日も堅調な推移となった。在庫減少見通しに加えて、ナイジェリアの米石油大手シェブロンの油井が爆破されたとの報からほぼ一本調子で上昇した。その後EIA統計の発表において原油がほぼ予想通りの減少幅ながら、製品が予想外の増加となり、一時的に下げる場面もあったが、すぐに切り返し高値圏で引けた。翌9日は序盤に一段高となるものの、世界的な株式相場の下落、ドル高から利食い売りが先行し下落した。

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