金・原油とドルの関係

 先週末の雇用統計では+3万8千人という予想外の非農業就労者数の伸びであり、NY金価格はその前の6営業日分の下落を一日でカバーして+30.3ドル高と急騰した。雇用統計悪い⇒利上げの延期⇒ドル売り・米国債金利下落⇒l金高という連鎖である。ドル高金安は、時期によって異なる。例えば、2014年は明白なドル高に対して金安、原油安となっており、それぞれに▲0.85、▲0.93非常に高い負の相関計数が出ている。
 
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 一方、2015年はそれほどはっきりした傾向は見られない。
 ドルも上下動を繰り返し、金価格も明白な方向性をもっていない。
 原油も10月以降の明確な下落基調までは行ったり来たりだった。
 従ってドルと金あるいは原油家格との負の相関もはっきりしたものではなかった。
 それが一転して2016年に入ると、ドルは利上げの有無によって上下し、そのドルの動きに反対向きに金や原油価格が動いている。
 
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 何度もこの欄で金とドルの関係を取り上げるのでバカの一つ覚えかと思われる方がいらっしゃるかもしれないが、今最も簡単に価格を予測しやすい方法がこれだから仕方がない。つまり、利上げがあるかないかを予想すれば、金価格や原油価格が上がるか下がるか見通せるというもの。その触媒はドルであり、米国債金利である。利上げがあるとおもえば、それらは上昇し、逆に金は下落する。だから、利上げがありそうかどうかを考えて相場を張れば良い。今なら利上げは遠のいたため、ドル安金高ムードであろう。金は買いである。ただ、7月のFOMCが近づけばそれなりに対応せねばならない。
 
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