週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.14ドル高の49.28ドル、ブレント原油は同0.98ドル高の50.20ドルとなった。

 前週末27日の海外原油先物相場は小幅続落。WTIが前日に一時1バレル50ドルを回復したことに対する達成感から利食い売りが優勢となり、また米メモリアルデーを控えた持ち高修正の売りも重なった。ただその後は、米石油掘削リグ稼働数の減少や押し目買いなどから下げ幅を縮小した。週明け30日はメモリアルデーにより休場。連休明けの31日は、序盤こそ買いが先行したものの、OPEC総会への悲観的な見方などから売りに転じ続落となった。引き続きナイジェリアでの供給障害懸念やユーロ高/ドル安などから上昇するも、午後に入ると相場は急激に値を削り、マイナス圏に沈むこととなった。総会では生産方針が見直される公算は小さく、合意には至らないとの観測が改めて意識された模様。1日は小幅続落。朝方は中国のPMIが低調だったことなどから値位置を切り下げていたが、前日とは逆に2日の総会にて生産上限が再び協議される予定で、サウジアラビアがこの上限設定に前向きな姿勢を示したとの報道を受けて原油相場は急速に下げ幅を圧縮した。注目の総会では、増産志向のイランによる強い抵抗に加えて原油の安値からの切り返しもあり、生産抑制の協調合意には至らなかった。2日は、この決定を 受けて失望売りから下落するも、EIA統計をきっかけに反転することとなった。統計では、原油、製品とも在庫取り崩しとなり、これを好感した買いから一気にプラス圏へと値を戻して引けた。

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