ゴム上値は限定的

 東京ゴム価格は今年に入って1月12日の144.5円から4月27日の205.1円まで+41.9%上昇し、その後5月23日の154.3円まで▲24.8%急落、最近は再び165.5円まで+12%上昇している。

 東京ゴムの4月末までの上昇は、原油価格の上昇とほぼ一致していることが、グラフ『東京商品取引所の原油価格とゴム価格』から見て取れる。それ以外に、天然ゴム3大輸出国が、3月~8月までの間の輸出量の上限を61万トンに設定した対策も市場はプラスに読んだのであろう。

 しかし、その後は上海期貨交易所の天然ゴム認証在庫が急速に過去最大まで積み上がっていることを見て、高値でのプロフィットテイクと共に、売りが殺到した模様。5月23日には、逆にショート筋のプロフィットテイクが入ったものと思われる。

 ファンダメンタル的には、今後増産期入りで品薄感が解消されてくるだけに上値は限定的とみられる。また農家採算に復帰するようだと生産意欲は強まってくることになるとみられるだけに、さらに上値には抵抗がありそうだ。毎週金曜日に公表される上海期貨交易所の天然ゴム認証在庫の推移も価格に影響するだろう。
 
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