週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.53ドル高の49.14ドル、ブレント原油は同0.03ドル高の49.22ドルとなった。

 前週末20日の海外原油は下落。目新しい支援材料に乏しく、ドルの先高感などが重しとなり、高値修正の動きとなった。週明け23日は大規模な山火事の影響で生産が減少していたカナダ西部のオイルサンド地帯において複数の石油会社が生産再開に向けてのプロセスを開始していることや、イランの石油相が原油輸出拡大の計画を示したことに反応し下落となった。翌24日は対ユーロでのドル高が2か月振りの水準まで進行したことや、ナイジェリアの供給不安後退などから軟調な推移であったが、米原油在庫の減少見通しや、米新築住宅販売件数が8年振り高水準であったことが材料となり上昇、前日の下げを消す動きとなった。翌25日はAPI週報で原油在庫の大幅減少を受けて上昇したが、EIA在庫統計においてはガソリン在庫が予想に反して増加したことを受けて一時急落となった。

 しかし、その後は押し目では買い意欲が強く、引けにかけては高値圏まで持ち直す動きとなった。翌26日ナイジェリアにおいて新たな石油施設が攻撃されたことや、ベネズエラでは電力不足から原油生産に影響が出ていることなど、供給面からの強材料から買われ、一時WTIで7ヵ月ぶりの50ドルを回復する動きとなった。しかし、その後は積極的な買いが続かず利食い売りに押される形となり、前日比ほぼ変わらずの水準まで値を下げて取引を終了した。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事