インドネシア天然ゴム増産・ゴム企業の決算・世界のタイヤ企業売上高シェア

 Indonesian Rubber Boardによれば、2016年のインドネシアの天然ゴム生産は前年比+1.61%増加して316万トンに上るという。農園面積が増えたことと、生産性が向上したためだという。

 インドネシアは世界第2位の天然ゴム生産国である。インドネシア天然ゴム協会のAziz Pane会長によれば、2015年362万ヘクタールだった同国の天然ゴム農園規模は、2016年364万ヘクタールに増加している。また1ヘクタール当たりの生産性は15年の1.04トンから16年は1.05トンに増加している。同会長は、天然ゴム価格は今後も大きく上下動すると予想する。

 最近ゴム価格は少し上がったが、この程度ではゴム農園の経営を賄うことはできない。この3月に原油価格が底値を付けて上昇するにつれ、天然ゴム価格も7年ぶりの底値から上昇した。これには天然ゴム3大生産国が3月から8月までの輸出量を制限するというAgreed Export Tonnage Schemeという名の取り決めも効いたようだ。国内需要を拡大するという努力もなされている。

 しかし、Maraysia Rubber Boardはこのほど、世界経済の回復が無ければ天然ゴム価格が上昇を続けることは難しいだろうと述べている。インドネシアでは、天然ゴムの末端の消費開発が行われている。約60万トンが国内で消費され、残りが輸出されている。インドネシア政府は天然ゴム入りのアスファルトやコンクリートによる道路建設などにより国内需要振興策を練っている。
 
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