天然ゴム市場分析

 東京ゴムは、2月12日の年初来安値(144.5円)から約60円幅の上昇となりましたが、すでに4月27日の年初来高値(205.1円)から約52円幅の下落となりました。タイとインドネシア、マレーシアの3国が3月1日から61.5万トン規模の大規模な輸出削減策を実施したことにより、東京ゴムが3月1日から上げ足を速めました。また、原油や鉄関連銘柄が上げ足を速めてきたことも、東京ゴムの上昇要因となりました。しかし、月初から上海ゴムが暴落し、それに東京ゴムも追随しました。ここでは、「なぜ上海ゴムが暴落したのか?」を考える必要もありそうです。

 近年の中国の商品先物市場の変化には驚かされます。売買高を比べても、半年前と今ではまるで別物です。4月下旬には、中国の商品先物市場の1日当たりの売買高が1830億ドル(約19兆8000億円)相当にまで膨らみ、昨年の中国の株式バブルの絶頂期の売買高を上回ったことも報告されました。そして、4月下旬には、上海鉄筋(上海螺子鋼)と大連鉄鉱石の1日の売買高が合計で3000万枚に達した日もありました。ちなみに、国内商品先物市場最大の売買高を誇る東京金でも、1日の売買高は平均で3万枚程度です。
 
5月24日1ページ目の添付チャート
 

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