週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比2.29ドル高の48.61ドル、ブレント原油は同1.41ドル高の49.19ドルとなった。

 前週末13日の海外原油は下落。前日までの急激な上昇に対する修正やドル高が利益確定の売りを促す展開となり小幅に下落した。

 先週も前週に続き強気優勢の展開となった。週明け16日は前週に引き続きカナダの森林火災によるオイルサンド供給の減少や、ナイジェリアの供給障害が材料視される中、今まで弱気であったゴールドマンが従来の予想より早く供給が不足する見通しを示したことや、中国の4月の石油精製が過去最高となったことなどに反応し大幅に上昇した。翌17日も収まらない供給懸念や米原油在庫の2週連続の減少見通しから買いが優勢な展開となった。翌18日はEIA統計を控え在庫減少期待から下値堅く推移し、EIAの発表では原油在庫の予想外増加ながら製品が大幅に減少するなどまちまちの結果となり、売り買いが交錯し一時49ドル目前まで上昇したものの、FOMC議事録で6月の利上げの可能性が高いとの判断が示され、大幅にドル高が進行し、ドル建て商品全般売りが優勢となり、原油もマイナスサイドまで値を削る展開となった。翌19日は前日のFOMC議事録を受けてのドル高や、カナダ西部のオイルサンド地帯の降雨による山火事の勢いが弱まる可能性から利食い売りが先行したものの、需給再均衡観測による押し目買いから、安値から急速に値を戻す動きとなった。

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