上海で天然ゴム認証在庫が過去最大規模に

 東京ゴム価格は5月13日▲9.8円暴落し、直近の高値4月27日の205.1円から5月17日は172.2円に▲32.9円、▲16%の下落となっている。

 5月13日時点の上海期貨交易所天然ゴム認証在庫は31万3,769トンと過去最高となった。前年同期比で+18万5,555トン増、+44.7%増と1年前のほぼ2倍となっている。

 一方日本のゴム輸入協会が公表している全国生ゴム営業倉庫在庫は、4月10日までの旬日のデータが最新であるが、これはそれほど増えてはいない。4月10日時点で1万3,178トンであり、前年同期比+1,996トン、+17.8%増であり、増えてはいるが、上海のように二倍にはなっていない。

 東京商品取引所の天然ゴム取引の7割は海外からの注文、つまり中国人の取引だと言われている。今回の値上がりは東京市場が先であり、それに続いて上海市場価格が下落しているが、東京市場だからといって日本人による取引とは限らない。13日に上海期貨交易所の天然ゴム在庫が過去最大に増加したことを見て売りが出たものと推測される。中国では鉄鋼や非鉄金属などの過剰在庫が企業業績の足を引っ張っているが、天然ゴムも明らかに過剰在庫と思われ、それがどんどん積み増される事態に投資家は危険を察知したのではなかろうか。
 
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