伸び悩む国内自動車生産台数の一方で高まるタイヤ向け天然ゴム使用比率

 日本自動車タイヤ協会の統計資料によると、3月の日本国内向けタイヤ販売本数は、新車用が425万9千本(前年同月比+1.7%増)、市販用は728万4千本(、同+3.2%増)の合計728万4千本(同+2.7%増)であったが、前年同期比がプラスに転じたのは昨年8月以来7カ月ぶりのことである。

 2010年からの販売グラフ『日本のタイヤ販売本数』を見ると、自動車タイヤの販売量月次で季節変化があるが、毎年ほぼ過去5年平均の販売量と同じような動きとなっており、ここ数年の伸びは止まっているように見える。日本の国内自動車生産台数の伸び自体が1%程度となっており、ほぼ横ばいの状況では、日本国内のタイヤの需要もすでに成熟市場となっているように思われる。

 タイヤ生産に使用される原材料としての天然ゴムと合成ゴムの消費量を、2007年1月を100として表した指数を『タイヤ生産用天然ゴムと合成ゴムの消費推移』にまとめた。これ見ると、消費量が右肩下がりに減少していることが分かる。つまり、日本の天然ゴムの需要の7割を占める自動車タイヤ用天然ゴム消費量は減少傾向にあることがわかる。

 また、タイヤ生産における天然ゴムと合成ゴムの比率は、2013年には天然ゴムが55%、合成ゴムが45%だったが、2016年1月時点では天然ゴム58%、合成ゴム41%となり、天然ゴムの比率が大きくなっている。
 
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