天然ゴム市場「カナダの大規模火災の影響に注意」

 1月後半からの上海非鉄金属銘柄の上昇をリードしてきた上海螺子鋼と上海熱間圧延鋼板は、4月21日に共に年初来高値を記録し、同日の上海螺子鋼の売買高が2300万枚を記録しました。その後、上海非鉄金属銘柄の多くが下落基調を続け、そうした値動きに上海ゴムも追随しております。そして、上海期貨交易所最大の売買高を誇る上海螺子鋼と上海熱間圧延鋼板は、本日前場の取引で共にストップ安(6%安)となり、4月21日に記録した年初来高値から共に約22%も下落しました。そして、上海螺子鋼と上海熱間圧延鋼板、上海ゴムは、共に3月中旬~4月上旬の小動きを続けていた水準まで下落したことから、テクニカル的な下値抵抗が高まる可能性もあります。それにより、何かのきっかけ次第では、上海ゴムや上海非鉄金属銘柄の多くが上昇基調に転じる可能性も出てきました。

 カナダ西部アルバータ州のフォートマクマレーで5月1日から発生している火災は、「ビースト」と命名され、被害が拡大しております。これまでに住宅などおよそ1600棟が焼失し、8万人余りが避難生活を余儀なくされております。そして、約90キロ離れたサスカチワン州境近くまで拡大しており、完全な鎮火までに数カ月かかることも指摘されております。アルバータ州が同国のオイルサンド生産拠点でもあることから、先週後半から原油市場が強含みとなってきました。ここで注目は、カナダは、世界有数の鉱物資源の生産国であることでしょう。カナダは、鉱物資源に恵まれており、世界シェア10位に入る鉱物が17種もあります。世界全体におけるカナダの鉱物生産は、ダイヤモンド6位、ウラン1位、硫黄2位、鉄3位、銀3位、鉄3位、タングステン3位、ニッケル3位、亜鉛4位、コバルト5位、鉛5位、金7位、銅8位です。

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