東京トウモロコシは需給報告を受けて一段安必至!!

 米農務省が2日に明らかにした1日現在の米国トウモロコシの生育進展状況で、全米平均の作付進捗率は45%(前週30%、前年45%、平年30%)、発芽は13%(前週5%、前年7%、平年8%)で、極めて順調な生育進展といえる。4月下旬は断続的な降雨に見舞われたものの、それまでの急ピッチの作付が功を奏す格好で、作付進展も平年を大きく上回る水準を維持している。作付が順調ということは、良好な作柄が連想され、高水準のイールドも期待できる状況にある。

 ところで、米農務省は10日に需給報告を明らかにするが、需給報告ベースでの2016年度の需給バランス発表は今回が初めてとなる。注目は米国の需給バランスであり、2月の農業フォーラムで示された需給バランスが参考になる。ロイター通信が集計したアナリストの事前予想平均で、2016年度の米国トウモロコシの期末在庫は22億9400万ブッシェル(予想レンジは19億5000万~25億5500万ブッシェル)となっており、2月の農業フォーラムで示された19億7700万ブッシェルを大きく上回るとみられている。順調なトウモロコシの作付を反映して、フォーラムで示された168.0ブッシェルのイールドの引き上げを想定していると考えられる。

 ちなみに、2015年度の期末在庫予想平均は18億4100万ブッシェル(前月発表18億6200万ブッシェル)で下方修正の見通しながら、市場の関心は2016年度の需給バランスに集まっているだけに、下方修正されても、支援材料にはなりにくいとみられる。
 
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