週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比1.10ドル高の44.97ドル、ブレント原油は同1.57ドル高の46.76ドルとなった。

 前週末4月22日の海外原油は反発。前日の大幅下落に対する反動、米原油生産の減少、5月にロシアで生産凍結会合が開催される可能性が示唆されていることが上げ要因となった。

 先週は、序盤こそサウジの油田拡張工事が5月に完了し、生産能力が増強されるとの報から利食い売りで上値が重かったが、先週に引き続き買いが優勢で上昇トレンドは維持された格好となった。前述の5月のロシアでの会合(開催は決定ではない)に加え、6月2日にOPEC総会も予定されており、増産凍結に向けた動きへの期待が集まっている。また、世界的景気後退リスクで米が利上げを急がないとの観測による対ユーロでのドル安推移も支えとなっている。

 27日に発表された米EIA統計では、原油在庫の増加幅が予想を小幅に上回った。その前に発表されていた米API統計では予想外の減少となっていたことでこの結果はややサプライズとなり、発表直後一時1.5ドル程売られる場面があったが、原油生産が前週比0.2%減と小幅ながら引き続き減少していたこともあってか、押し目買い意欲は旺盛で元の水準に戻った。その後も世界銀行の原油価格見通し引上げの報もあり、堅調に推移した。

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