東南アジアの干ばつでゴム樹弱り高値継続の可能性

 米国の干ばつモニターによれば、ハワイの半分の人口が居住する地域が干ばつに襲われている。また東南アジアでは、更に悪い状況となっている。ベトナム政府は90年来の干ばつとなったと述べ、メコン河の水位は1926年以来の低さになっているという。タイでも20年ぶりの干ばつ、インドでも2年連続のモンスーン時期における雨量不足で、3億3千万人の人々が、最悪の干ばつの危機にさらされているという。ニューデリーでは気温が32度を超える日が今後10日以上続くと予報されている。日本の気象庁は、2014年夏に発生したエルニーニョ現象は弱まりつつあり、夏のはじめには終息している可能性が高く、その後、平常の状態が続く可能性もあるとしつつも、夏の間にラニーニャ現象が発生する可能性の方がより高いと予報している。ラニーニャは東南アジア地方には豪雨と洪水をもたらすと言われているので、現在の気象はエルニーニョの影響かもしれないが、いずれにせよ世界の気候が異常をきたしているようである。天然ゴム価格は200円を超えて上昇し、その後横這いとなっている。タイは減産期が終わる頃であるが、例年より降雨量が少ないためゴム樹はかなり弱っているものと推測される。その意味で、未だ高値は続くかもしれない。
 
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