金も一旦手仕舞い時ではなかろうか?

 原油価格は4月17日の産油国会議にイランが欠席したため、インドや韓国、中国向けの原油輸出でイランと競合しているサウジアラビアが、原油生産凍結決議を行わなかったために価格は急落し、その後反発している。

 NY金価格は、ドルの動きに連れて金安となったり、金高となっているが、少し頭打ち傾向がみられる。金価格については、添付グラフのNY金に対するファンドのネット買い残の動きが気になる。というのも、グラフで黄緑色の面としてのNY金に対するネット買い残は、4月12日24万2,724枚と、2012年10月3日の24万4,295枚以来3年半ぶりに多い数字であるためだ。グラフを見ていただければ、2012年10月2日の$1,772.7ドルを一つの天井として、翌年2013年12月31日の1201.9ドルまで、1年2カ月で▲570.8ドル、▲32%下落している。

 今年の正月以降株価の下落とマイナス金利により、金は安全資産としての役割を取返し、ファンドがキャッシュにすることなく金を買っていたが、金の保有コストは安くなっているとはいえ、ファンドは一定の利益が出てそろそろ退け時だと思えば、ポジションを整理してくる可能性がある。つまり、原油価格も頭打ちだが、金価格も手仕舞い時だということではなかろうか。
 
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