シカゴトウモロコシ、極めて高水準の作付意向面積を受けて一段安必至!!

 3月末に米農務省は2016年度の米国トウモロコシの作付意向面積、そして3月1日現在の全米在庫を明らかにしている。

 作付意向面積に関しては、農務省が主催した2月の年次農業フォーラムで示された9000万エーカーが指標になっていたが、これを大きく上回る9360.1万エーカー(前年度実績は8799.9万エーカー)となっている。作付意向面積としては2013年度の9728.2万エーカー、2012年度の9586.4万エーカーに次ぐ高水準である。

 主産地でみると、アイオワは1390万エーカー(前年度1350万エーカー)、イリノイは1210万エーカー(同1170万エーカー)、ネブラスカは970万エーカー(同940万エーカー)、ミネソタは820万エーカー(同810万エーカー)、インディアナは580万エーカー(同565万エーカー)、サウスダコタは570万エーカー(同540万エーカー)で、軒並み増加している。100万エーカー以上の作付面積のある17州すべてで増加もしくは変わらずとなっている。

 急増に関して米農務省はコメントしていないが、南米での大豆の大豊作、世界的な小麦の供給過剰を嫌気して、大豆や小麦からの作付シフトが影響したためと考えられる。

 いずれにせよ、今回の発表で、2016年度の米国トウモロコシの大豊作が連想される状況になったのは確かである。2月の農業フォーラムで示された収穫率は91.44%、トレンドイールドは168.0ブッシェルで、これを参考にして2016年度の米国トウモロコシの生産高を予想すると、143億7900万ブッシェルとなる。2月のフォーラムで示された生産高の138億2000万ブッシェルを大幅に上回っている。過去最高の生産高は2014年度の142億1553万ブッシェルで、これも上回るとみられる。その2014年度のイールドは171.0ブッシェルだったことから、同水準のイールドとなれば、2016年度の生産高は146億3600万ブッシェルとなる。
 
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