カンボジアの天然ゴムとマレーシアのRubber City

 カンボジアの国営天然ゴム農園Sopheak Nika Investment1 Groupは、2014年100万ドルの損失に続き2015年も300万ドルの損失となったとオーナーのMen Sopheak氏は述べている。市場価格は生産コストを下回る状態が長く続いており、家族経営の農園は撤退してるという。

 同社は、Kampong Cham地方に1万4千ヘクタールのゴム農園を保有し、政府は輸出税を減税している。同様に8千ヘクタールを保有するLong Sreng International社も内容は公表していないが大きな損失となっており、更に1%でも多くの減税措置を望むと述べている。

 そのためカンボジア政府は、3月4日天然ゴムの輸出税を変更し、天然ゴム価格がトン当たり1000ドル以下となったら無税とするスライド方式とした。1000ドルから2000ドルの場合は、輸出者は150ドル、それ以上は200ドルとしている。しかし、生産者は150ドルでもまだ高いので50ドルにしてほしいと要求している。

 一方マレイシア天然ゴム協会(The Malaysian Rubber Board:MRB)は、タイ・インドネシア・マレーシアが今後6カ月の輸出数量の上限を61万5千トンとし、マレーシアは52259トンとし、さらに3カ国は30万トンの天然ゴムの需要を今年から増加させることを合意したので、天然ゴム価格に対して楽観的になっているという。またベトナムも輸出量を8万5千トンにすることを合意したという。

 また、Kedah Rubber Cityに天然ゴム産業を集約する措置はまだこれからであるという。ここに112億マレーシアドルをかけて2万人の雇用を確保するという。そのうちKedah州政府は3億2千万ドルを投資するという。マレーシア天然ゴム協会はRubber Cityに635ヘクタールの研究用土地を保有し、研究所とテスト施設がある。ここで天然ゴムの利用に関するコンサルタントとテストを行うという。
 
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