NY原油40ドル台乗せ!今後の見通しは?

 NY原油(4月限)が40ドル台に乗せてきた。1月20日安値と2月11日安値とのダブルボトムが、ネックライン(1/27高値)を、3月初旬に上抜きダブルボトム完成から急伸。その後、一目均衡表の雲の上限水準でもち合いを継続していたが、昨晩のNY市場で、保合いを上放れた。ストキャスティクスもゴールデンクロスで、チャート形状は好転している。

 3月3日の当欄で「場味変わる」原油・穀物市場と題したコラムを寄稿したが、そこでも書いたように、ファンダメンタルズからは総弱気の中、投機筋(ファンド玉)の売り越しが拡大しているにもかかわらず、下値を叩けなくなってきた中で、主要生産国での減産期待感や、米エネルギー情報局(EIA)統計での米原油生産が昨年11月以来の低水準となったこと、ドル安進行などを背景に、ファンドのショートカバーを巻き込んでの上昇となっている。

 国際エネルギー機関(IEA)は11日公表した3月の石油市場報告で、最近の原油相場持ち直しについて、「価格は底入れした兆しがある」との見解を示した。価格回復の背景として、主要産油国による増産凍結に向けた動きや、イラクやナイジェリアなどでの一部供給停止、生産コストの割高な石油輸出国機構(OPEC)非加盟諸国での供給減、世界需要の緩やかな増加、最近のドル安といった要因を列挙した。
 
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