FOMCを受けた金相場見通し

 米連邦準備制度理事会(FRB)は16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通り、金融政策の現状維持を決め、追加利上げを見送った。

 イエレン議長は記者会見で「海外経済と金融市場の変化が米国経済にもたらす影響を部分的に反映している」と述べ、世界経済のリスクを見極める必要があるとの認識を示した。

 ドット・チャート(FRB参加者の金利予測分布)を見ると、前回(2015年12月)には、2016年の中心圏が0.875%(4人)、1.125%(3人)、1.375%(7人)であったのに対して、今回は0.875%(9人)、1.125%(3人)、1.375%(4人)と、金利水準が切り下がっている。17年予想も同じく、下がっている。

 FOMC参加者の見通しでは、昨年12月時点では、年内4回の利上げ予想だったのが、今回は年内追加利上げは2回と、今後の利上げペースが鈍化する可能性が高まった。

 これを受けて市場は、ドル売り・金買いで反応している。

 欧州中央銀行(ECB)の追加緩和を巡る動きが一段落して、それぞれ年初からのメイントレンドが再開しそうな流れとなっている。
 
1
 

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事