イラン増産、300万バレル/day超え、WTI下げ出発

 WTI原油相場(期近)は、2/11の安値26.05ドルから3/11に39.02ドルまで約13ドル戻したものの、今週に入って続落となりました。3/20モスクワ開催で調整されていた産油国会議が、調整つかず、延期になったことで、減産期待がしぼむこととなったことや、イランの増産、また、40ドルを超えてくると米シェール企業が生き返るため、40ドル超えには抵抗があることなどが利益確定売りを誘いました。

 14日に発表されたOPEC月次報告によると、2月のOPEC産油量は日量3227.8万バレルと前月から17.4万バレル減少となりました。イラクのパイプライン爆破でイラク産油量が前月比日量-26.3万バレル減少(441.9→415.6万バレル)となったことの影響大で、他ナイジェリアが日量-9.4万バレル(184.8→175.4万バレル)、UAEが日量-4.9万バレル(290.9→285.9万バレル)減少となりました。一方、イラン産油量は、前月から日量+18.8万バレル(294.4→313.2万バレル)の増産となり、300万バレルを超えてきました。1月生産量で凍結合意のはずのサウジは、1月から1.4万バレル増産しています。イラン・ザンギャネ石油相が2008年以来の産油量の日量400万バレルまで戻す、25ドルでも大丈夫と言ってる上、足元の米原油在庫は史上空前の満タン状態の中、供給過剰感が再度蒸し返され、売り出発となりそうです。
 
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