NY金の強基調は本物!!まだまだ上値余地は残している

 NY金の上伸が勢い付いており、3日には2月の高値である1263.9ドルを上抜いている。2月25日、26日に中国・上海で開催されたG20に対する失望もあり、G20以降のリスク回避の動きが活発化しており、NY金の連騰をもたらしている。

 ところで、2月のSPDRの金ETFは前月と比較して108.04トン、16.1%増を記録している。1月の増加幅が26.87トンだったことを踏まえると、かなりの大幅急増である。過去、金ETFが月間ベースで100トンを越えたのは3回あり、2008年9月と2009年2月、そして2010年5月である。2008年と2009年はリーマンショック後の金融市場の不安からリスクヘッジの買いが集まったためで、2010年は中国の買い付け増を想定しての動きであり、金ETFに対する期待が高まった時期でもある。

 その2010年5月は月間で31.5ドルも上昇し、1212.2ドルで取引を終えていた。6月の終値は1245.9ドルで一段と上伸したが、7月に1155ドルまで一時急落。しかし、8月には1250ドル台に大きく回復し、9月に1300ドル、12月に1400ドルの大台示現を果たしている。つまり、100トン超の金ETFの増加が将来的な金の上昇を暗示していたとも考えられる。

 今回の金ETFは金融市場の先行き不透明さに対するリスク回避の動きであり、短期的な資金シフトで終焉するとは考えにくく、2010年当時同様、長期的な視野に立って、金ETFへの資金シフトを図っているとみるべきである。
 
NY金期近つなぎ月足と100月移動平均線
 

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