日本のゴム製品輸出額品目別推移

 2月29日付ゴム報知新聞によれば、2015年のゴム製品輸出は▲3.7%減、輸入+は7.6%増であった。財務省貿易統計をもとに日本ゴム工業会がまとめた15年のゴム製品輸出入実績によると、輸出は9770億円で前年比3.7%減と円安にもかかわらず前年実績を下回った。一方輸入は4289億円で同7.6%増と6年連続で増加した。

 15年の日本のゴム製品輸出動向を月別にみると、上期に比べ下期が低調で、8月から12月まで5カ月連続で前年同月割れとなった。製品別では、ガスケット、ゴム引布、医療衛生用品、履物類など15品目中、8品目が前年実績を上回った。円相場は年平均で1ドル/121.09円。14年の105.79円に比べ15.30円も円安に振れたが輸出は減少した。

 主な製品の輸出状況を見ると、構成比で65%を占める自動車タイヤ・チューブは6347億円で前年比▲5.6%減。ゴムベルトは442億円で同7.5%減。資源開発国向け需要の減少でコンベヤベルトの輸出が大幅に減少した。ゴムホースは449億円で同▲1.2%減。インドネシアやタイ、中国など輸出額の5割近くを占めるアジア向けが大幅に減少した。15年の輸入動向を月別にみると、5月、10月、12月以外はプラスで推移し、特に1、2、4、6、8月は2ケタ増だった。

 品目別では16品目中14品目が前年実績を上回った。減少したのは気泡ゴム製品のみ。構成比で29%を占め最大の自動車タイヤは1243億円で横ばいだった。そのほか、履物類は787億円で同20.0%増、ゴムベルトは106億円で同4.2%増、ゴムホースは192億円で同5.5%増加した。輸出額の増加は為替円安の影響が大きく、ドルベースでは減少している。
 
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