3月相場見通し(節目変わるドル・金)

 大荒れの1-2月が終わり、本日から3月相場が始まる。サウジ・イランの外交断交や、中国ショック、ドイツ銀行ショックなどから世界的な株価が下落傾向にある中、米利上げ観測の後退、英国のEU離脱問題を巡る欧州の混乱が6月まで長引きそうなこと、3月には日本・欧州での追加緩和が期待されている事などから、どの通貨も買い難い地合いとなっている中、通貨の顔として「金(GOLD)」が輝きを増している。

 中国・上海で開かれていたG20財務相・中央銀行総裁会議は27日、2日間の討議の成果をまとめた声明を採択し閉幕。為替相場について声明は「過度な変動は経済の安定に悪影響を与える」と強い懸念を表明。為替市場に関し緊密に協議し、各国が輸出競争力を高めるために自国通貨を切り下げる通貨安競争を回避することを確認した。一部欧米メディアによると、会議では中国の人民元だけではなく、日本が円を切り下げようとしているのではないかとの懸念が示された。黒田日銀総裁は、16日に導入したマイナス金利政策について「物価安定の早期実現のためだと説明し、十分な理解が得られた」と強調したものの、ユーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は27日、G20財務相・中央銀行総裁会議で、日銀の金融政策に対し、通貨安競争を助長しかねないとの懸念が出ていた」との発言を英フィナンシャル・タイムズ(FT)などが報じている。
 
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