自律反発を含め底入れ上昇期待のかかる上海ゴム

 中国の上海商品取引所のゴム相場が底入れ反発している。大底を叩いたのかどうかはまだはっきりしていないものの、短期的な安値を出し切って上昇トレンドに転換した可能性がある。

 底入れの兆候が見られるのは、1月12日の安値9590元を底として、昨年12月の安値と2月の二つの安値で典型的な逆ヘッド&ショルダー・ボトム(逆三尊)が形成され、底入れのサインが出ているため。一般的に、三尊が形成された場合の相場は天井がつき下落相場に暗転し、逆三尊が形成された場合は底入れ反騰のパターンへ変わるシグナルといわれている。

 また日足ベースの一目均衡表において、先限が抵抗帯を上に抜いたことも強気を誘う。この抵抗帯を抜けた場合は相場が陽転するのが一般的なセオリーである。ただし、昨年12月上旬にも抵抗帯を抜く場面があったが、上昇トレンドには転換していない。このため一概に陽転と決めつけるわけにいかないのも実情だ。

 更にテクニカル的には、既に昨年9月以降、相場が依然として右肩下がりのダウントレンドとなっていながらも、MACD(オシレーター系テクニカル分析・通称マックディー)の週足が右肩上がりの傾斜となっていた。この形は「ダイバージェンス(逆行現象)」と言われ、相場は底入れ陽転のシグナルとして判断される。

 そもそも、2011年の高値4万2900元から今年1月の安値9590元に至るまで最大3万3310元下げ、78%の下落率に及んでいたため、さすがに下げ過ぎで大掛かりな自律反発となってもおかしくない場面である。
 
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