米石油在庫は過去最高更新、激増中、WTIは再び30ドル割れ

 EIAが発表した最新週の週間石油統計(2/12時点)によると原油在庫が、前週比 214万7000バレル増加の5億0410万5000バレル(5年平均3億8900万バレル)、ガソリン在庫が、前週比303万6000バレル増加の2億5869万3000バレル(5年平均2億1800万バレル)、クッシング原油在庫が、前週比3万6000バレル増加の6473万3000バレル(5年平均4110万バレル)となりました。

 先週は、サウジアラビアやロシア、ヴェネズエラ、カタールなど産油国による増産凍結合意をイランが支持したことで、WTI3月ものは、31.98ドルまでいったん戻りを入れましたが、その後、サウジ外相は減産しないことを表明、イラン国営石油会社のガムサリ取締役は、欧米などの経済制裁が解除されて以降、石油輸出が日量50万バレル増加したと明らかにしました。

 そしてWTI原油相場期近は、EIA週間在庫統計の増加を受けて再び30ドルを割り込みました。

 今年に入って原油在庫が1670万バレル増、ガソリン在庫が3730万バレル増と増加に歯止めがかかりません。そのうちタンクがいっぱいになって世界中へ溢れ出しそうな勢いです。また、アーマード・ウルフのジョン・ブリンジョルフソン氏は、原油相場は17日に急反発したが、この先バレル当たり15ドルまでの下落は恐らく避けられないとの見方を示しました。

 足元の米石油在庫は過去最高の洪水状態で、えげつい商売するペルシャ商人のイランも増産凍結を支持しながらも裏では輸出増加に意欲を見せていますので、簡単に産油国の増産凍結が守られそうにはなく、石油関連銘柄、原油、ガソリンなどは、戻り売り方針がベターでしょう。
 
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