金は長期スタンスで買い妙味あり!!

 1200ドルでの底入れの動きをみせていたNY金は18日、再び上げ足を早め、1240ドルを一時回復する急伸を演じている。2月11日に1263.9ドルの高値を示現した後、NYダウの連騰もあり、16日には1191.5ドルまで急落。今年の安値である1月14日の1071.3ドルから192.6ドルも急騰したため、3分の1押しである1199.7ドルを下抜け、半値押しとなる1167.6ドルも一時意識される場面もあった。しかしながら、旧正月明けの中国の実需筋とみられる買いが1200ドル割れで確認されて以降、欧州取引時間帯にドル高・ユーロ安を嫌気して何度も1200ドルを試す動きをみせたものの、1200ドルを頑なに維持したこともあり、その後の金急伸につながったといえる。

 ただし、このまま、NY金が上昇するとも考えにくい。以前のような株式市場の混乱は解消されつつあり、2月26日、27日に上海で開催されるG20に対する思惑もあり、株式市場の下げもしばらくは抑制されると考えられる。

 このため、底入れ期待はあるものの、リスク回避の買いが大きく膨らむタイミングではないだけに、再び下値調整かたがた、1220ドル台での下値固めの動きも予想される。

 3月には米FOMC、そしてその後のイエレ米FRB議長の会見も予定されているだけに、昨年12月の米利上げ当初は、年明け3月の0.25%の利上げが予定されていたが、現時点でその可能性は大きく後退したとみられている。3月上旬の重要な米経済指標は注目されるが、金の基調を転換するような指標が発表されることも考えにくく、G20以降、改めて長期スタンスの上昇トレンド形成に移行すると想定される。
 
nygold
 

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