原油市場分析

 大手投資銀行であるゴールドマン・サックスの2月15日付けのレポートで、「金の売り推奨&原油の底打ち値観測」などが示されました。特に年初からの世界的な株価急落を背景にNY金が高騰を続けていただけに、「ここで金の売り推奨?」と思われた投資家もおられるのではないでしょうか。NY金は、2月11日に一時1260ドルまで上昇したものの、3連休明けとなった2月16日には一時1193ドルまで急落しました。ゴールドマン・サックスの売り推奨の直後からNY金が急落したことを受けて、ゴールドマン・サックスの見通しに信頼度を高めた投資家も多いのではないでしょうか。

 ゴールドマン・サックスは、昨年9月に「WTI原油が20ドルまで低下する。」との見通しを発表しました。その後、原油の暴落が始まりました。そして、NY原油が今年初めて28ドル台に突入した1月15日の原油急落場面でゴールドマン・サックスは、「20ドルまで下落するとの見方は採用しない。原油価格が25ドル前後で底打ちすると見込んでおり、その水準に下げた時点でエネルギー株を買い増す計画だ。」との見通しを発表し、その2営業日後にNY原油が26.19ドルまで下落して年初来安値を記録しましたが、その翌日からの8営業日で8ドルほど急騰しました。その後、NY原油が再び下落に転じ、2月11日に26.05ドルまで下落し、そして現在が29ドル付近で推移しております。そしてゴールドマン・サックスは2月15日、「原油価格が不安定な動きを示していることは、さらに大幅な値下がりはないとのサインだ。高い変動性が大方の予想であるため驚きとはならない。原油値下がりに伴うマイナスの影響の大半が現時点で過ぎ去ったことを示唆するものだ。原油がさらに大きく値下がりしないことは明らかだ。」と指摘しております。

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