週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比5.93ドル安の27.50ドル、ブレント原油は2.84ドル安の31.51ドルとなった。

 前週末5日はOPECと非加盟国による協調減産期待や米石油リグ稼働数減少も、米雇用統計後のドル高や供給過剰懸念は払拭されず戻りは売り優勢となった。週明け8日は7日のサウジ・ベネズエラ石油相による会談では具体的な相場下支え策が示されず、世界的な株安によるリスクオフ姿勢と相まってWTI、ブレントとも期近中心に1ドル強下落。翌日も弱い流れは変わらず、米原油在庫が増加見通しや、IEAによる2016年上期の供給過剰見通し引き上げ(日量150万B→175万B)、米投資銀行による価格下落の可能性示唆などから、両油種とも2.5ドル強下落と1月下旬の水準まで値を沈めた。水曜の米EIA統計では原油在庫が予想外に減少したが、主に輸入減少によるもので、クッシング在庫は過去最高を記録、戻りは売られ上値重く推移した。その後も世界的な株安や供給過剰懸念を背景にWTI期近は26.05ドルと一時12年ぶり安値を更新したが、UAE石油相による「OPECは減産で協調の用意がある」との報道もあり安値からは値を戻して引けとなった。

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