コメ相場の変動要因

 昨年末、農水省が公表した27年産うるち米の「集荷・契約・販売状況」「民間在庫」(11月末現在)によると、全国の集荷数量は255万5千トン(前年産比28万1千トン減)、契約数量は170万8千トン(同15万トン増)、販売数量[引取ベース]は46万1千トン(同3万7千トン減)となっている。集荷10%減、契約10%増という状況は10月前月と同様だが、販売数量[引取ベース]が7%減とやや遅れが出ている。12月の引き取りはまだ不明だが、今後の消化動向が注目される。

 また、総務省が12月25日に発表した家計調査結果によると、11月の1世帯(2人以上の世帯)当たりのコメ購入数量は5.69kgとなり、前年比84.9%と大幅な落ち込みとなった。27年産米の相対価格アップに合わせるかのように、1kg当たりの単価が10月は334円(前年比106.5%)、11月は337円(同106.6%)と上昇。10月は数量的な落ち込みは見られなかったが、11月になって影響が表れた形。今後も末端価格が前年を上回る傾向が継続するのは確実で、購入数量にどう影響するのかが、需給を左右することになりそう。

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