申酉騒ぐ

 2016年は新年早々、中東と中国の大騒ぎで始まり、本日は北朝鮮の「水爆実験」が実施された。まさしく「申酉騒ぐ」との相場格言通り、マーケットは大荒れとなっている。

 12月に実施された米国の9年半ぶりの利上げで新興国リスクが懸念されていた中、中国国家統計局が1日発表した2015年12月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.7と景気判断の分かれ目となる50を5ヶ月連続で下回り、年初の上海株価指数はサーキットブレーカーを交えた暴落となった。さらに、サウジアラビアは3日、イランとの外交関係断絶を発表。サウジアラビアが2日にイスラム教シーア派指導者ニムル師の死刑を執行したことに抗議するデモ隊がイランのサウジ大使館を襲撃したことを受けた措置で、中東の緊張状況が一気に高まっている。これまで、イラン(シーア派)とサウジ(スンニ派)の代理戦争的な格好で、シリア(アサド政権VS自由シリア軍)、イラク(アバディ政権VS部族勢力)、イエメン(フーシ派VSハディ大統領派)、レバノン(ヒズボラVSムスタクバル潮流)などで、シーア派とスンニ派との対立が続いていたが、サウジとイランの直接対決リスクが急浮上してきた。
 
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