2016年の春相場は安値130円、高値180円!?

 2015年の東京ゴム先限は213円50銭で始まり、高値は6月2日の247円90銭、安値が11月6日の153円で、その変動幅は約95円に達した。現在の相場は安値から10円強戻したところで揉合っている。

 さて、2016年の春相場はどうなるのか。米国の景気良好、新車販売の好調、中国の新車販売も10月以降は小型車減税と値引き販売が効を奏して回復基調にあるが、ただ、前者については9年半ぶりに利上げへと転じ、ドル高が中国を始めとした新興国に負担を強いる恐れがあり、手放しの楽観は出来ない。

 中国の新車販売回復も小型車減税もさることながら値引き販売によるところ大で、果たして、いつまでも好調が持続するかどうか。

 また、供給過剰を背景に原油価格の低迷が続いており、大底を確認出来ないでいる。

 米金融大手のゴールドマン・サックスは、原油価格について安値を20ドルと予想している。20ドルはともかくとしても一度30ドルを割り込んで底値を模索するとすれば、依然、原油価格がゴム相場の足を引っ張る可能性が残っていると見ざるを得ない。

 ちなみに、2014年の世界の新ゴム消費量は2,892トンで、このうち、天然ゴムが1,215万9,000トン(全体の42%)、合成ゴムが1,676万1,000トン(同58%)となっており、原油(ナフサ)を原料とする合成ゴムはその価格動向に強く影響されるとともに、天然ゴム相場にも影響を与えることを頭に入れておきたい。

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