2016年のゴム相場

 今年のマーケットは、「羊辛抱」の格言どおり我慢の年だったような気がする。実際、2008年のリーマンショック後に底入れして上昇に転じたNYダウの今年の株価は、7年目にして初めて始値より終値が安くなる陰線を引くのが確実だ。

 商品マーケットでは代表格の金相場がNY期近ベースで2011年の高値1923ドルを天井とした下げ相場が4年目を迎えたが、一向に上向く兆しが見えない。そればかりか更に下落して1000ドルを割り込むのではないかとの悲観的な見方が否定できない状況である。またNY原油は金相場以上に下げが急だ。去年2014年は一年間で100ドルから50ドルに至るまで50ドルも下げて半値になってしまい、更に今年も下落相場が止まらず、一時33ドル台まで下げてしまった。去年の高値からは3分の1まで下げたことになるが、2008年の高値147ドルからは4分の1以下まで下げるに至った。

 ゴム相場も辛抱の年だった。年前半は堅調地合いとなって6月に一時247円台まで上昇したが、その高値で力尽きると大幅続落となって6月から11月まで6カ月連続の陰線を引いた。11月には153.0円まで下落してリーマンショック後の安値に接近した。12月に入ると下げ過ぎの反動で自律的に反発する商状となって市場にはやや明るさが広がっているが、まだまだ下値リスクに対する警戒心は薄れていない。
 
日経平均株価の年間騰落率
 

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事