週刊石油展望

《海外原油市況》
3月5日週のWTI原油は前週比1.43ドル安の107.09ドル、ブレント原油は同0.02ドル高の125.66ドルであった。
 前週末2日は、サウジアラビアのパイプライン爆発報道で急伸した前日の反動から売りが優勢となり、反落した。また、1月の独小売売上高指数の低下によるユーロ安/ドル高も相場を圧迫し、利食い売りに押された。週明けからは、振れ幅の大きい相場展開となった。5日は、米・イスラエル首脳会談にて、イスラエル側が単独での対イラン攻撃の可能性を排除しなかったことなどから、引き続き相場が支えられる一方、株式の下落などが圧力となり、もみ合いが続いた。6日は、夜間取引から下値を切り下げる動きとなった。2011年第4四半期のユーロ圏実質GDP改定値のマイナス成長によるユーロ安/ドル高、株式の大幅下落、中国の経済成長目標の下方修正、イラン政府が国際原子力機関(IAEA)による核疑惑施設の査察を認める方針を表明したこと等、弱材料が目白押しとなり、一時2週間ぶりの104.51ドルまで下落した。しかし、翌7日は一転して上昇。EIA在庫統計で需給引き締まりが意識されたことや、ギリシャ債務交換への懸念後退、米政府のシリアへの軍事介入の可能性を模索しているとの報などから、上値追いの展開となった。8日も、前日の流れを引き継ぎ続伸となった。ただ、一段とレンジを切り上げるだけの材料は見当たらず、おおむね106ドル台での動きに終始した。

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