週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比4.72ドル安の36.53ドル、ブレント原油は4.45ドル安の39.46ドルとなった。
 
 前週末4日の原油相場は反落。OPECが総会で現行生産水準の日量3150万Bを追認したことで供給過剰懸念が売りを誘いWTI、ブレント共1ドル強下落となった。週明け後も弱い流れは変わらず、連日安値を更新する展開となった。まず7日は、OPECの決定を受けた供給過剰懸念を背景に売り優勢となると、ドル高の進行もありテクニカル的な売りを巻き込んで、WTI、ブレントとも2ドル強下落。翌8日は、中国の11月貿易統計が輸出入ともに市場予想を上回る減少幅となり、同国経済減速への懸念や米原油在庫増加警戒もあり続落すると、9日は米EIA統計で予想以上に原油在庫は減少、原油生産も減少となり一時プラス圏に浮上も戻りは売られ下落、売り圧力の強さが確認される展開となった。週末にかけても地合いは変わらず、11月のOPEC原油生産量が日量3169.5万Bと前月比で日量23.1万B増加、買い材料がない中でWTIは37ドル、ブレントは40ドルを割り込み2009年2月以来の安値圏での引けとなった。

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