ゴムは揉合相場のあとに下値探り

 東京ゴム先限は先週3日に171円70銭まで上昇し、11月6日の153円から19円近く反発した。材料的には東京ゴム11月限納会で供用期限切れ問題を取り敢えず消化、一方でドル安・ユーロ高によって原油など国際商品が上昇したこと、上海ゴム買いの東京ゴム売りのポジションを取っていたファンドがその巻き戻しに出たことから、上海ゴムが売られて東京ゴムが上昇したなどが背景にある。

 それと、東京ゴム先限月間足を見ると判る通り、2011年2月18日の535円70銭から下げ相場が続いていることによる下値警戒、売り飽きムードも反発の一因になったものと思われる。

 先週の3日、4日にわたってタイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、ラオスなど天然ゴム生産国がジャカルタに集まり、低迷を続ける国際天然ゴム価格についての会議が開かれたこと、更にはタイと中国との間でコメ100万トンと天然ゴム20万トンの輸出商談が再燃したとの情報もあり、これらも心理面での下支えになったのかもしれない。

 ただ、今回の上昇相場が本格的な反騰につながるのか、それとも、下げ過程での単なる修正高に過ぎないのか、その判断が難しい。

 それでも、本格的な上昇については産地タイの減産期(来年2~5月)に強材料が出現すれば、需給面からの突き上げが支援となり、大きく切り返すことが予想されるが、それにはまだ時期的に早い。

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