ドル高の反転が楽しみ

 商品価格はこの2年間下落を続けてきた。これは何も金に限ったことではない。下のグラフを見ると、原油は無論であるが、アルミや銅、小麦の価格も2014年1月から下落しており、原油が最も大きくて約56%、次いでLME銅の39%、アルミが20%、小麦は18%であり、金は13%だからまだ良い方である。これは一重にドルがこの間に20%ドル高になっていることが背景にあり、非鉄金属は中国の在庫増・需要減が影響している。金はもっぱら需給とは関係なく米国の利上げによるドル高で下がったとしか言いようが無いだろう。

 そうなるとドルはどこまで、あるいはいつまで上がるのかという疑問が沸いてくる。そろそろドル高も反転するのではないかと思われる。ファンドのドルに対するネット買い残は、8月にいったん手仕舞われたが、その後12月の利上げがあるとして9月頃からまた増えている。しかし、そろそろこれも手仕舞われる頃ではなかろうか?

 そうなれば、商品価格は一斉に反発することになる。12月16日に向かって米国の景気動向はそれほどぱっとしていないが、殊に製造業の数値や景況指数がよくないが、またインフレ率は1.3%と目標の2%に達していないが、FOMCでは利上げがされるものと思われている。

 今週の雇用統計が悪ければどうなるだろうということも言われているが、どうやら雇用統計はそれほど劇的には悪くならないようである。クリスマス商戦用に雇用された臨時雇いが契約切れとなるのはFOMCが終わった後であろう。そうなると、いよいよドル高が反転し始めるのは時間の問題かもしれない。

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