週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比1.94ドル高の42.48ドル、ブレント原油は1.03ドル高の45.33ドルとなった。
 
 前週末20日の原油相場は小幅続落。材料に乏しく方向感のない中、リグ稼働数が先週比10基減少となったことから買われる場面があったが、供給過剰と世界経済への懸念は拭えず戻りは売られた。
 週明けは大きく上昇してスタート。23日はサウジアラビアが長引く原油安に対処するべく他の産油国と協力する用意があると表明し、ブレンドで一時2ドル強上昇。翌24日はシリアとの国境付近でトルコ軍がロシア軍機を撃墜。中東の原油供給への影響が懸念されるような状況ではないものの、ロシアのプーチン大統領はトルコをテロの共犯だと非難したことで地政学的リスクが意識され堅調に推移した。翌25日は反落。前日引け後発表のAPI在庫統計での原油在庫増加、ECBの中銀預金金利の二段階化や資産購入対象の拡大を検討との報によるユーロ安ドル高で前半から大きく下落。その後発表されたEIA統計では原油在庫が予想以下の増加、製品が予想以上の増加という強弱まちまちの結果で売買は交錯したが、結局やや買い戻しが優勢で下げ幅を縮小して引けた。翌26日は祝日で商いが少なく材料も乏しい中、今週の上昇に対する調整で下落した。

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