ゴムは再び戻り売りに逆戻り

 前回の本欄で強気見解を述べ、先週26日には東京ゴム、上海ゴムともに一斉に買われるなど上げ足を速めた。

 東京ゴム先限は26日に166円90銭まで買われたが、しかし、上げ方が余りにも短兵急で正直のところ戸惑っている。

 タイRSS号の輸入採算が164~165円というからタイ輸出業者や商社のヘッジ売りを誘うリスクもあり、一気に上げるとその反動もまた大きくなる。従って、ここは高値を追って買うのは警戒すべきで、場合によっては再度、下値を探る展開になるかもしれない。

 その懸念を表したのが、先週末、つまり、27日に東京ゴムが期近から反落し、再び順ザヤ幅を広げ始めたことだろう。

 前回の本欄で供用品不足を指摘したが、そのことに対して、『11月限納会での受け渡しを含めて供用期限切れ玉が沢山あり、これが実需に売却されない限り、期近は低迷状態から脱するのは難しい』との見方があり、確かに、こうした指摘を見過ごすわけにはいかない。

 つまり、1年間の供用期限切れ玉はかなり安くなければ、実需に引き取られず、そうなると、供用可能な現物の足を引っ張るわけで、『供用期限切れ現物が一掃されないと根本的な立ち直りは難しい』との見解も納得出来る。

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