週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比1.02ドル安の40.54ドル、ブレント原油は0.15ドル高の44.30ドルとなった。
 
 前週末13日の原油相場は大幅続落。IEAが同日公表した11月の月報にてOECD加盟国の石油在庫が過去最高に膨れ上がっており、一段の価格下落を引き起こす可能性を示唆したこと、また米石油サービス会社ベーカー・ヒューズ発表の米石油掘削リグ稼働数が前週比2基増と11週ぶりにプラスに転じたことなどから売りが加速した。
 今週に入ると、安値圏でのもみ合い展開となる。16日は、パリでの同時多発テロを受けて世界経済や市場心理への悪影響が懸念され相場を圧迫、12月のOPEC総会にて生産目標を引き上げる可能性が示されたことも売り材料となった。ただその後は米株式の上昇を眺めて買い戻しが入り値を回復、プラスサイドで終えた。翌17日は反落。米原油在庫の増加見通しや、対ユーロでのドル高などが重しとなり、前日の上昇を打ち消す形となる。18日は小幅に反発した。EIA統計にて、予想との乖離はまちまちでったが、原油、クッシング、ガソリンがそれぞれ増加し売り圧力が強まった。一時WTIで40ドルを割れる場面もあったが、FOMCの議事録公表から流れが転じ、引けにかけては小幅ながらプラス圏に浮上した。翌19日はWTIが小反落、ブレントが小幅に続伸した。目新しい材料はなかったが、対ユーロでのドル高や引き続いての供給過剰感に押され、WTIが40ドル台、ブレントが44ドル台での安値圏推移となった。

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