東京ゴムは底値圏から反発基調

 東京ゴムは24日(火)の当限納会を前に大波乱している。11月10日に当限が124円70銭まで暴落、12月限の147円40銭に対して23円弱もの下ザヤまで売られる異常な安値まで突っ込んだ。

 ここまで下落した背景は本欄で何度を指摘してきた通り、600枚(3,000トン)の供用期限切れ現物が当限納会で品渡しされると予想され、市場では、『受け手難必至。どこまで下げるか…』との声が強まり、その声通りに125円を割る価格まで下落したとうわけだ。

 ただ、その後、当限が一転して急騰し、20日には145円まで噴き上げたのにも驚いた。結局は125円割れまで突っ込んだ異常な安値で、①実需筋から引き取り手が出た、②海外に輸出しても採算に合う…などが生まれたためと推測出来る。

 今度は、これをキッカケに相場が一転して上昇したわけで、いわゆる、『安値が需要を喚起した』ということになる。これによって判明したことは当限(11月限)は124円70銭で大底を打ち、12月限もその時につけた安値147円40銭(11月10日)が底値圏と見ることが出来る。
 従って、24日の当限納会は250枚ほどの受け渡しを残すのみで、波乱の峠は越したと見て良いだろう。

 さて、今後の東京ゴムの相場をどう読むかだが、東京商品取引所の生ゴム在庫は11月10日現在で6,899トン、枚数にして1,380枚ほどになる。ここから3,000トン、600枚の供用期限切れ現物を差し引くと、残る780枚、3,900トンが供用品在庫という計算だ。

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