コモディティ銘柄と日経225価格との相関性について

「日経225」と東京のコモディティ市場の一部の銘柄では似通った値動きとなるものがあります。

日本の株式市場の全体的な値動きを示す「日経225」は、工業品の製造・加工・輸出などに関わる企業の株式銘柄を含むことから、「ドル円のレート」や「工業品の製造・加工・輸出に関わる企業の業績」が主な変動要因となる傾向があります。

東京のコモディティ市場の銘柄においても、日経225と同様に「ドル円のレート」「製造・加工・輸出関連企業の業績」が主な変動要因となると考えられる銘柄があります。

「東京白金」と「東京原油」です。

白金(プラチナ)は自動車のマフラーの部品として排気ガスを浄化するために欠かせない工業用素材です。

原油は自動車などの輸送手段の燃料のほか、プラスチック製品、ハイテク部品、化学繊維、火力発電のエネルギーなどに幅広く用いられ、日本の製造・加工・輸出に関わる企業の活動に深い関連があります。

ハイテク部品や自動車を中心とした世界有数の製造・加工・輸出国である我が国の株価は、これらの国内企業が営む経済行為に深く関わる工業用素材(白金・原油など)の価格と関わりを持ちながら推移する傾向が見られます。

先述の「ドル円のレート」については次のような傾向が見られると考えられます。

○円高・ドル安の場合
日経225では、輸出関連企業に不利→企業業績に悪材料→株価下落へ。
工業用素材では、世界のマーケットの中心である米国市場のドル建ての白金・原油市場と比較して、円建てである東京市場の白金・原油は相対的に割高に映ることから価格下落へ。

○円安・ドル高の場合
日経225では、輸出関連企業輸出に有利→企業業績に良材料→株価上昇へ。
工業用素材では、世界のマーケットの中心である米国市場のドル建ての白金・原油市場と比較して、円建てである東京市場の白金・原油は相対的に割安に映ることから価格上昇へ。

「製造・加工・輸出関連企業の業績」については次のような傾向が見られると考えられます。

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