ベトナムで日本と共同で新しい天然ゴムを開発した

ベトナムのTay Ninh 地方で日本と共同研究により、たんぱく質の少ない天然ゴムの開発に成功した。これを使うとより高性能な天然ゴムとなり、また天然ゴムの生育に負担が少なくなるという。この研究は、先週ホーチミンで開催されたInternational Rubber Conference(国際ゴム会議)で発表された。ハノイ科学技術大学とベトナム天然ゴム研究所、および日本の長岡技術科学大学の共同研究により、 “Establishment of Carbon-Cycle-System with Natural Rubber”(炭素循環システムにおける天然ゴムの確立)と名付けられたこの研究は、日本国際協力機構及び科学技術振興機構の資金援助で行われた。2011年に始まったこのプロジェクトは来年3月に完了する予定。これは化石燃料から作る合成ゴムを二酸化炭素を排出しない天然ゴムに置き換えて、二酸化炭素排出量を削減することが目的。また、同時にタンパク質フリーの天然ゴムから高性能ゴムと高性能ポリマーを自動車や燃料電池に応用しようというもの。この新しく開発した天然ゴムにより天然ゴムの安全性を高め、合成コムに代替しようというもの。ホーチミン市のDuy Hang Rubber Companyはこの低たんぱく質ゴムを使ってグローブを試験生産した。また、この研究プロジェクトでは、ゴム生産工程における廃液処理も研究している。プロジェクトリーダーの、天然ゴム研究第一人者である福田マサオ教授は「このプロジェクトは基礎的な研究であり、二酸化炭素を排出しない天然ゴムを原油から生産する合成ゴムに代替しようとするものであり、二酸化炭素排出量を抑えるものである。ベトナムの原燃ゴム生産は近年急速に伸びているので、ベトナムの二酸化炭素削減に貢献する」と語っている。

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