東京ゴムは11月限納会後に反発!?

 東京ゴム先限は先週末に153円まで値崩れし、2009年6月24日の150円50銭にあと2円50銭に迫った。これを下回ってしまうと、次は同年3月3日の127円80銭がターゲットになってくる。ただ、10月13日の高値176円から11月6日の153円まで、日柄で1ヵ月弱、値幅で23円から下げたこと、一方では160円以下の安値をかなり売り込んだこと、市場の多くが弱気に傾斜したことなどを考えると、ここはテクニカルで反発してもおかしくあるまい。

 これに対して当限はどうか。10月13日の高値162円、それが11月6日には132円50銭まで下げたので下げ幅は29円50銭で、先限の下げ幅23円よりも大きくなっている。

 その原因は1年間の供用期限切れ接近玉が11月限納会で推定600枚ほど渡されるとの見方が強まったからだ。

 受方にして見れば、供用期限の接近している現物は先物市場にヘッジ売りも出来ず、現物で処分するか中国に逆輸出する手立てが必要となり、どうしても受け手難になりやすいい。11月6日の当限132円50銭に対して12月限が146円90銭で双方のサヤ開きが14円40銭も拡大したのは、明らかに受け手難によるもので、24日(火)の納会を前に、早めに安値を出しているといえよう。

 さて、問題は今後の展開どう読むか。当面は引き続き当限の動向がポイントになろう。

 その当限納会だが、場合によっては120円台に突入する場面もあるが、そこまで水準を下げると、タイRSS3号の輸入採算に比べて40円前後も割安になり、中国への輸出も考えられなくはない水準となる。

 もちろん、中国も上海、青島の在庫を合わせると50万トンからの在庫があることから、日本の供用期限切れの現物をおいそれと買ってくれるどうか判らない。取り敢えずは、当限がどの水準で下げ止まるか見る必要があり、それが仮に125円で底値を形成するとなれば、次に当限に回ってくる12月限の安値を見定めることが可能になる。 

 つまり、11月限が大量の供用期限切れ接近玉で仮に125円で底打ちしたとすれば、12月限に渡ってくる供用期限切れ玉が急減し、そうなると、12月限は11月限に比べて10円以上下値を切り上げることが予想される。

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