シカゴトウモロコシの下げはこれから!?

 米農務省は日本時間11日深夜2時に米国トウモロコシの生産高予想と米国及び世界のトウモロコシの需給報告を明らかにする。ロイター通信が集計したアナリストの事前予想平均は、米国の生産高予想が135億7900万ブッシェル(前月の米農務省発表は135億5500万ブッシェル)、イールドが168.4ブッシェル(同168.0ブッシェル)、収獲面積は8066.3万エーカー(同8066.4万エーカー)、米国の期末在庫が15億9700万ブッシェル(同15億6100万ブッシェル)、世界の在庫が1億8843万トン(同1億8783万トン)となっている。全般に弱気な内容をアナリストは予想している。
 さて、事前予想平均での米国の期末在庫は3600万ブッシェルの上方修正の見通しだが、生産高予想の上方修正幅は2400万ブッシェルにとどまっており、差し引き1200万ブッシェルの需要の下方修正の見通しとなる。
 週間輸出検証高における今年度の輸出合計は10月29日現在で524万2990トン。前年同期比で23.6%減となっているが、前年度も輸出需要は低迷しており、米国トウモロコシの輸出不振はかなり深刻といえる。米農務省は9月の需給報告で輸出需要を18億5000万ブッシェルとしているが、前年度比0.9%減にとどまっている。しかし、9月から始まる2015年度の輸出検証高合計を踏まえると、さらなる輸出需要の大幅な下方修正は今後避けられない情勢にあり、今回の需給報告で、2500万ブッシェル程度の下方修正も予想される。エタノールの需要の上方修正も想定されるが、米国の期末在庫に関しては16億ブッシェル台でもおかしくはないといえる。

chicagocorn20

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