週刊石油展望

《海外原油市況》
2月最終週のWTI原油は前週比0.13ドル高、ブレント原油は同1.7ドル高であった。
 前週末24日は引き続きイランを中心とした供給不安(IAEAがイランの濃縮ウラン計画の前進を報じたことなど)や、米国のミシガン大消費者信頼感指数が予想以上の上昇となったことから米国経済の底堅さが材料視され、WTI原油は109.95ドルと2011年来の水準まで上昇した。しかし、27日にはIMFのラガルド専務理事が世界経済について「まだ危険水準」と警告を発したことや、ドル高や株安から、利食い売り優勢の展開となる。28日も、米国経済指標はまちまちであったが、価格高騰による需要減が意識され利食い売りが優勢となった。29日は夜間取引時間は、FRB議長の議会証言にて現状の緩和維持が示され、追加金融緩和期待が後退したこと、また、ガソリン高の経済的悪影響に言及したことから、直後は売られる展開となったが、NYの終盤には供給不安を材料とした押し目買いからプラスサイドの取引となった。今月に入り1日にはイランからサウジアラビアのパイプラインが爆発との噂が入ったことから、供給不安が高まり、上昇となった、特にブレントの上昇幅が大きく一時127.7ドルまで急上昇した(前日の安値から1日の高値は7ドルほどあった)。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事